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最新研究成果
各種化学修飾シクロデキストリンによるサリチルアルデヒドの徐放特性

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サリチルアルデヒド(SA)はオサムシなどの徘徊性捕食昆虫が自己防衛のために放出する物質である。

SAは複数の鱗翅目害虫(ウワバ類・ヨトウガ類・コナガ 等)に対して、遺伝子レベルでの強い忌避作用を示すことが分かっており、農薬として野菜栽培等に応用した場合、人畜に安全且つ、環境負荷が少ない薬剤として利用できる。1)
しかしながら、SAは液体で且つ、揮発性があるために取り扱いが困難であり、また、酸化や重合を受けやすいといった化学的に不安定といった問題がある。
そこで、本研究では部分メチル化CDs(RM-CDs)とヒドロキシプロピル化CDs(HP-CDs)を用い、それぞれのSAのCD粉末を作製し、徐放特性を評価した。

1)島田ら、鱗翅目害虫の忌避物質、特許公開公報2006-206519.

包接体中SA含有量

モル比
(SA/CD)
HP-αCD HP-βCD HP-γCD RM-αCD RM-βCD RM-γCD
0.65 1.15 0.97 0.89 0.93 0.93

結果
調製した包接粉末は、SAを約6〜9%含有している。

60℃における各種包接体からのSA徐放特性


結果
RM-CDs、HP-CDsいずれのCDも、SA包接粉末を調製することができた。
徐放速度は、RM-αCD < RM-βCD ≒ RM-γCD < HP-γCD ≒ RM-βCD < HP-αCDの順で高まった。
RM-CDsを用いた包接粉末よりHP-CDsを用いた包接粉末からのSAの放出は速かった。
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