第8回 γ-シクロデキストリンによるアスタキサンチンの抗酸化活性の向上|株式会社シクロケムバイオ
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研究情報
研究成果

第8回 γ-シクロデキストリンによるアスタキサンチンの抗酸化活性の向上

アスタキサンチン(AX)は高い抗酸化作用をもち、紫外線や脂質過酸化から生体を防御する因子として働いていると考えられている物質です。
このアスタキサンチンをγ-シクロデキストリンで包接することにより、抗酸化作用をさらに高めることができます。

上のグラフは、DPPH(0.1μmol)ラジカル消去に要するアスタキサンチンとトコフェロール(VE)の抗酸化物質総量(μg)を表したものです。抗酸化物質総量(μg)の値が低い程、抗酸化力が強い物質です。アスタキサンチンをγ-シクロデキストリンで包接し、さらにトコフェロールを加えることにより、アスタキサンチン単独と比べて格段に抗酸化活性が向上しています。

■この研究は2008年12月に特許公開されています。

特開2008-291150(PDF)