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最新研究成果
機能性素材γシクロデキストリンの主役としての利用

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【目的】

グルコースが環状に繋がったシクロデキストリン(CD)のなかで、αCD、βCD、γCD(それぞれ6、7、8個)は工業的に生産され、広く食品に使用されている。CDはその環状構造に起因する物性(環状内部は疎水性、外部は親水性)により、様々な物質をその内腔に取り込む性質(包接作用)があり、通常は包接されたゲスト物質の特性改善を目的として言わば脇役的に用いられてきた。αCD、βCDが人の消化酵素によって分解されにくい難消化性であるのに対してγCDは消化性を示す。その一方で、同じグルコース量相当のショ糖を摂取した場合に比べて、そのグルコースへの変換速度は遅くグルコース徐放特性のあることが知られている。この特徴に着目し、他成分の特性改善目的としてではなく、γCDそのものの主役としての利用を検討している。その一環として今回は、マウス限界遊泳時間測定によるγCDの持久力向上作用について検討した。

シクロデキストリン(CD)とは?


種類 構成グルコース数 分子量 内腔径
[Å]
溶解度25℃
[g/100mL]
結晶水
[wt %]
消化性
αCD 6 972 4.7-5.3 14.5 10.2 なし
βCD 7 1135 6.0-6.5 1.85 13.2-14.5 なし
γCD 8 1297 7.5-8.3 23.2 8.13-17.7 あり

γCDの血中へのブドウ糖徐放性


アミラーゼによるγCDの分解反応


γCD摂取による持久力向上の検討

実験方法

マウス :Std. ddYマウス、6週齢、体重35-40g、♂
糖質投与量 :500mg/kg体重
遊泳条件 :流量(7L/min)、流速(19-20cm/秒)、水温(32℃)

グルコース、γ-CD投与後のマウス遊泳時間の比較


まとめ

豚膵臓由来α-アミラーゼによるγCDの分解速度は、同じグルコース数のマルトオクタオースに比べて遅い。
γCDの摂取によってマウス限界遊泳時間が延長した。

機能性素材γCD自体を 主役として使用する可能性が示された

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