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その5. 血圧対策

このシリーズでは、ヒトケミカルの様々な効能をさらにバックアップできる機能性成分フィトケミカルについて紹介しています。今回は血圧のコントロールに有効なフィトケミカル成分を取上げます。

ヒトケミカルの中でも特に血圧対策に有効なヒトケミカルは、心臓病の治療薬としても知られるCoQ10です。一方で、血圧降下作用の知られている代表的なフィトケミカルを挙げるとすれば、トマトに含まれるリコピンです。これらの2成分には共通する構造と特徴があります。何れもイソプレン骨格を持つため、脂溶性で水への溶解度が低く、生体吸収率が低いことです。(図1)

図1. CoQ10とリコピンの構造

図1. CoQ10とリコピンの構造

まずはCoQ10の血圧効果作用について紹介しておきます。

年齢とともにCoQ10の体内生産量は減少します。そのCoQ10の欠乏が『心臓病』に大きく係わっていることをご存知でしょうか?

CoQ10の欠乏が原因となって心循環器系疾患を患うことがあります。そこで、日本でCoQ10は医薬品の強心剤(一般名“ユビデカレノン”)として1974年に承認・販売が開始されています。その後、2001年3月に食品として認可されたのはご存知の方も多いと思われます。

高血圧症は心臓発作や心筋梗塞などの致命的な心臓病の前兆です。そこでCoQ10の高血圧症患者に対する血圧降下作用に関する臨床研究報告が、2009年にCochrane Libraryにまとめられています。

総勢362名の高血圧症患者を対象とし、サプリメントとしてCoQ10を摂取すると収縮期血圧は最大17mmHg低下し、拡張期血圧は10mmHg低下することが示され、CoQ10投与が高血圧症患者の血圧降下に有効であることが明らかとなっています。

次に、フィトケミカルの中でも血圧コントロールに有効な、代表的フィトケミカルとしてリコピンを取上げます。

2006年にカゴメ株式会社と国際医療福祉大学の共同研究によって、継続的な運動とリコピンの含まれるトマトジュースを組み合わせることによって、血圧を有意に低下できることが明らかにしました。

40~59歳の健康な成人11名を被験者とし、自転車エルゴメーターを用いて心拍数100程度の運動を週2回、20分以上で3ヶ月間継続しました。被験者のうち6名は毎日トマトジュースを320g摂取しました。

安静時の血中リコピン濃度の増加倍数を図2に示しています。使用したトマトジュースに含まれるリコピン濃度は10mg%です。継続的にトマトジュースを摂取することで、血中リコピン濃度が上昇することが分りました。(図2)

図2. 血中リコピン濃度の推移

図2. 血中リコピン濃度の推移

そして、リコピン摂取群の血圧変化を調べています。血圧が高めの方(収縮期血圧130以上または拡張期血圧85以上の方)が安静時の血圧を測定したところ、試験前と比較して血圧は有意に低下していることが明らかとなりました。(表1)

表1. 運動とトマトジュース摂取による血圧の推移

表1. 運動とトマトジュース摂取による血圧の推移

尚、リコピンはイソプレン骨格を持っているためCoQ10と同様に水に不溶であり、熱や光等の影響を受けて酸化を受けやすい不安定な物質です。そこで、リコピンをγCDで包接しビタミンCを配合することで、水への分散性を向上させ酸化に対する安定性を向上させる方法が確立されています。

さらにカゴメ株式会社は、トマトジュースを飲む場合は朝・昼・夜のうち、朝飲むのがリコピンの吸収率を最も向上させることも、ヒト試験によって明らかとしています。

健康な成人男女23名に朝・昼・夜の各時間帯に、トマトジュース160g(リコピン含量16mg)を飲んでもらい、その後の血中リコピン濃度を測定し、摂取して12時間の血中濃度曲線下面積(IAUC0-12h)でそれらの吸収率を比較しています。その結果、図3に示すように朝に摂取すると、リコピンの吸収率は最も有意に向上していることが分りました。(図3)

図3. 摂取後の血中リコピン濃度の変化量

図3. 摂取後の血中リコピン濃度の変化量

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