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マヌカハニーはプロポリスを超えられる?

ミツバチは植物から植物へ飛び回り、蜜や樹液を集め、様々なミツバチ特有の産物を作り出しています。その代表的なものにハチミツ、ローヤルゼリー、プロポリスがあります。そして、それぞれの日本の市場規模はハチミツ400億円位/年、ローヤルゼリー400億円強/年、プロポリス400億円弱/年と推定されています。

そのような中、最近、ニュージーランド産ハチミツのマヌカハニーが、ここ最近、にわかに注目を集めています。マヌカハニーはハチミツの中の1種ですが、一般のハチミツと異なる特有の健康増進効果を持っていることから、将来的にはハチミツのカテゴリーではなく、ローヤルゼリーやプロポリスと肩を並べることのできるマヌカハニーの市場規模を確保できる養蜂製品だと私は思うのです。

プロポリスはミツバチが外敵から実を守るための巣箱を作る際の材料として使われる抗菌物質です。樹木や植物の芽や蕾から集めた樹脂成分から作られており、巣の入り口にワックスのように塗り付けて、バクテリアやウィルスやカビなどから巣を守っています。天然のプロポリスは5万匹ほどいるミツバチの巣から僅か年間50グラム程度しか採れない貴重な物質です。そのプロポリスには抗菌作用のみならず、免疫力向上の効果のあり、さまざまな病気に効果のあることが学術的にも知られています。

一方、マヌカハニーにも他のハチミツにはみられないMGOという抗菌物質が含まれていて口腔ケアや風邪やインフルエンザの予防、腸内環境の改善などさまざまな健康増進効果が知られています。

ただ、これまでの知見だけでプロポリスとマヌカハニーを比較することはできません。そこで、皆さんが注目するプロポリスの1つの効能である抗がん作用について、マヌカハニーと比較した場合はどうでしょうか?

以下のデータはニュージーランドの学会で発表されたものです。まだ、論文化されていませんので詳しい条件が記載されておりませんが、大変興味深いことに、プロポリスとマヌカハニーのαオリゴ糖粉末(尚、ニュージーランドでは『マヌカサイクロパワー』、日本では『マヌカαオリゴパウダー』と呼んでいます。)をビトロ試験(試験管内の試験)で比較するとマヌカハニーの方がプロポリスよりがん細胞の増殖抑制効果の高いことが判明しています。

プロポリス、あるいは、マヌカハニーのαオリゴ糖粉末を添加すると乳がん細胞の増殖は無添加に比べて抑えられています。そして、それらの物質の添加量の増加に伴って抑制効果は増大しました。このがん細胞増殖抑制効果は乳がん細胞のみならず肺がん細胞やすい臓がん細胞においても同様に確認できています。その結果、マヌカハニーの方がプロポリスよりも抑制効果の高いことも判明しました。(図1)

図1. 乳がん細胞に対するプロポリスとマヌカハニーの細胞増殖抑制効果

また、マヌカハニーの投与量が2.5~5%の範囲であれば、試験で用いたすべてのがん細胞株において十分な増殖抑制作用を示すことも明らかとなりました。その1例として、コントロール群に対してマヌカハニー群の大腸腺がん細胞株の細胞生存率は60~80%減少しています。(図2)

図2. 大腸腺がん細胞株の細胞生存率評価

次に、乳がん細胞と正常細胞の細胞増殖に対するマヌカハニーと抗がん薬のタモキシフェンの増殖抑制効果を比較したところ、がん細胞に対してはほぼ同様の効果を示し、正常細胞に対してマヌカハニーはまったく悪影響(増殖抑制)は示していません。一方、タモキシフェンはわずかですが正常細胞にも影響しています。そして、マヌカハニーとタモキシフェンを一緒に添加するとがん細胞の増殖抑制において相乗効果のあることが分っています。(図3)

図3. 乳がん細胞と正常細胞の細胞増殖に対するマヌカハニーと抗がん薬であるタモキシフェンの抑制効果

ビトロ試験ではなく、ビボ試験(生体内での試験)も行なわれています。マウスを用いて人の乳がん細胞に対する抗がん活性の評価を行なっています。マウスにおける乳がんのサイズが50-75cm3に達した時点でマヌカハニーを与えています。マヌカハニー1mlを1日の摂取量として14日間与えた後、1日に0.5mlに減らして与えています。そして、マヌカハニーを摂取した期間は計42日間でした。コントロール群は癌増殖が観られましたが、マヌカハニーを1日に1ml与えた期間では細胞の量の減少が観られ、0.5ml与えた期間でも減少効果は観られないもののコントロール群と比較して抑制効果は確認できています。(図4)

図4. マウスを用いたマヌカハニー摂取による乳がん細胞の増殖抑制効果

ここでは学会の要約のみ示しましたが、これらの結果の詳細が学会発表だけでなくまもなく論文化されれば、マヌカハニーがプロポリスの市場を越えるのも夢ではないような気がします。

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