アルコール消毒の後にはマヌカハニーハンドクリームを塗るのがお薦め
インフルエンザウイルスや新型コロナウイルス感染対策に手のアルコール消毒や石鹸でこまめに洗うことは今や常識となってきています。
アルコール消毒液は抗菌抗ウイルス活性が強く、水洗いが不要、消毒時間が短くて済むなどのたくさんの利点があります。しかしながら、アルコール消毒液は抗菌石鹸と比較して、皮膚への刺激性はないものの皮膚を乾燥させ、場合によっては、激しい敏感肌を引き起こすこともあります。なので、冬場に乾燥しやすい肌の方々、特に、高齢者のそのような肌の方々がウイルス対策のためにアルコール消毒液を利用した場合には、乾燥肌が酷く手荒れを引き起こし、角質層が剥離し、皮膚バリアが崩れ、逆に、肌から病原細菌が侵入しやすくなるのです。
そのような理由で、私はアルコール消毒液をなるべく使いたくないのですが、このところ、アルコール消毒を求めてくる場所があり、しかたなくアルコール消毒しています。しかし、その後は必ず、マヌカハニーとαオリゴ糖を配合したハンドクリームを塗るようにしています。油分で皮膚を保護し、保水して肌を柔軟にし、手荒れを防ぐことができます。さらに、マヌカハニーとオリゴ糖の抗菌抗ウイルス効果も期待できます。
手をアルコール消毒することや石鹸で洗うことがインフルエンザウイルスや新型コロナウイルスの感染対策に有効なことはウイルスの構造から明らかです。
これらのウイルスはエンベロープという脂肪膜で覆われていて自分の遺伝子を保護しているのですが石鹸に含まれる界面活性剤やアルコールは脂肪膜除去に有効ですので、抗ウイルス効果は期待できます。ということは、脂肪膜の脂肪を包接して病原菌の溶菌作用(菌を溶かして殺す作用)のあるαオリゴ糖も細胞膜除去に効果が期待できると考えられます。
また、前回の記事で紹介していますが、3月10日火曜日のテレビ番組『林修の今でしょ!講座』で新型コロナウイルスの感染対策にマヌカハニーが効くかもしれないと講師の先生が言っていたとネットでも話題になっています。その講師の先生はインフルエンザウイルスに対するマヌカハニーの抗ウイルス作用について長崎大学の論文を紹介していて、同様に、構造的に同じ新型コロナウイルスにも有効な可能性があるとのことでした。もし、そうであるなら、メチルグリオキサール(MGO)が関与している抗ウイルス作用はスパイクというタンパク質の変性によるものと考えられます。
したがって、ウイルス対策のためにもマヌカハニーとαオリゴ糖を配合したハンドクリームを常備しましょう。