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今、シクロケムが注目していること
糖尿病患者の認知症リスク

その1

このところ、糖尿病になると認知症を患うリスクが高くなるという研究報告が数多く見受けられます。そこで、なぜ糖尿病になると認知症リスクが高くなるのか、そのメカニズムと対策についての『まめ知識』を増やしましょう。

最近では、2015年の台湾で行われた大掛かりな報告がありました。

国立台湾大学公共衛生学院(台北)のWei-Che Chiuらは43万1,178名(50歳以上)という莫大な人数の糖尿病初期の患者を対象にした統計的な研究(Progress of Diabetic Severity and Risk of Dementia, J Clin Endocrinol Metab, doi: 10.1210/jc.2015-1677(2015))を報告しています。

彼らは膨大なデータを分析し、『糖尿病の進展に伴い、糖尿病合併症の併存数が増加し、認知症リスクも増加することが判明した。』とし、そして、『血糖値コントロールが良好な状態では糖尿病に伴う精神的な退化も予防できる。』と結論付けています。

糖尿病になると、確かに認知症を発症する可能性が高まるという・・・・もう少し、踏み込んでみます。

先ずは、糖尿病の診断に利用されているHbA1cの説明から・・・・・

ご存知のように、糖尿病は高血糖の状態が長期に続くことから発症する病気です。高血糖状態が長く継続すると、血管内の過剰なブドウ糖は体内のタンパク質と結合します。このことを『糖化』と呼んでいます。そして、体内のタンパク質の中で、血液中の赤血球のタンパク質であるヘモグロビン(Hb)とブドウ糖が結合したもの(糖化したもの)を、グリコヘモグロビンと呼びます。このグリコヘモグロビンには何種類かあるのですが、その中でも糖尿病と密接な関係にあるものがHbA1c(ヘモグロビンエイワンシー)というものです。

HbA1cであれば、医療関係の専門の方でなくてもご存知の方も多いはずです。

ここで、HbA1c値と認知症リスクの関係を調査したGaoらの報告を紹介します。(図1)69歳以上の高齢者(男女1,139名)を対象に5年間の追跡調査を行い、HbA1c値と認知症リスクの関係を検討しています。その結果、HbA1c値が7%以上の高齢者の認知症が発症する頻度は49%であり、HbA1c値が7%未満の高齢者の約5倍となることが分かりました。

図1. HbA1cの値と認知症リスク

図1. HbA1cの値と認知症リスク

このように、冒頭の台湾のChiuらのグループの報告は、このGaoの報告を立証した結果となっていて、糖尿病と認知症には深い関係がありことが分かります。

では、糖尿病患者の認知症リスクはなぜ高いのでしょうか??

その理由は認知症を発症するメカニズムにあります。(図2)

図2. 糖尿病患者の認知症発症メカニズム

図2. 糖尿病患者の認知症発症メカニズム

次回、図2に示すBiesselsらの報告を参考に、説明していきます。

コラム:HbA1c値を効率よく下げることのできる食品機能性素材、R-α-リポ酸γCD包接体とは

α-リポ酸は体内で作られていて、体内のブドウ糖を代謝する作用のある物質です。しかしながら、残念なことに体内でのα-リポ酸の生産量は年齢とともに減少します。その結果、ブドウ糖が代謝され辛く、高血糖になってしまう方々も多く見受けられます。そこで、α-リポ酸は、ドイツでは糖尿病治療薬として、さらに、日本を含め、世界的にも糖代謝によるエネルギー産生サプリメントとして利用されています。

α-リポ酸は確かに糖尿病対策に有用なのですが、その使用には1つ大きな問題が残されています。

現在、世界的に利用されているほとんどのα-リポ酸は、人が合成していることもあって、天然に存在するR体が50%と非天然のS体50%(ラセミ体といいます。)の混合物なのです。その大きな理由は、純粋なR体は生体内では安定なのですが、生体外では安定性に問題があるためで、ラセミ体の方がどちらかいうと安定だからです。

しかし、本来の糖代謝を促す物質はR体であり、S体には毒性のあることが分かってきたのです。そこで、R体を安定に保つためにγCD包接体(RALA-CD)が開発されました。グラフはαリポ酸のラセミ体(DLALA)、そのγCD包接体、RALA-CD、そして、S体のγCD包接体(SALA-CD)を1ヶ月投与した糖尿病モデルマウスのHbA1c値を比較したものです。R-αリポ酸がHbA1c値を低減するために有効であることが分かります。

αリポ酸を1ヶ月投与した糖尿病モデルマウスのHbA1c値

αリポ酸を1ヶ月投与した糖尿病モデルマウスのHbA1c値

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