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その7. 抗酸化作用

このシリーズでは、ヒト臨床試験や動物試験などの検討を通じ、『吸収型CoQ10(包接体)』と『ビタミンC』の併用サプリメント摂取によって得られた科学的根拠を紹介しています。

今回はこのサプリメントの抗酸化作用についてです・・・

食品、大気、水などの環境中に存在するさまざまな変異原生物質、紫外線、活性酸素種は私たちヒトを含めた生物生体内のDNAを損傷しています。DNAが損傷されると、その損傷を修復するための修復酵素が働きます。修復酵素はDNA損傷によってヒドロキシラジカル(OH・)と2-デオキシグアノシン(dG)から発生した8-ヒドロキシデオキシグアノシン(8-OHdG)をDNAから切り取り、正常なdGと入れ替えます。その切り取られた8-OHdGは血液を経由して最終的には尿中に排出されます。つまり、尿中の8-OHdG排出量によってDNA損傷の程度が確認できるのです。

加齢や喫煙・深酒などの生活習慣の悪化によって、生体内に持っている修復酵素では修復しきれない数のDNA損傷が起こると、8-OHdGは体内に蓄積されることになります。そのDNA損傷の蓄積が癌や生活習慣病の増加、老化促進の原因となっているのです。そこで、8-OHdGの排出量を減らすことができれば癌や生活習慣病の予防や老化の抑制が可能となるわけです。

そういった理由から、『吸収型CoQ10(包接体)』と『ビタミンC』併用サプリメントの抗酸化作用に関して、抗酸化マーカーとして8-OHdGの尿中への排出量測定による生体内酸化ストレスレベルの評価法を用いたヒト試験結果を紹介します。

先ず、私たちは予備試験として、喫煙者8名(表1. 被験者データ(その1))を対象に有限会社健康の駅の活性酸素測定キットを用いて『吸収型CoQ10(包接体として150mg、CoQ10として30mg)』と『ビタミンC(150mg)』併用サプリメントの摂取による1ヶ月間の摂取前後の尿中の過酸化物質量の変化を検討しました。尚、この活性酸素測定キットは尿中の8-OHdGを直接測定するわけではありませんが、尿中の8-OHdGとだけ特異的に反応して発色する試薬を使う方法で、運動によって活性酸素が発生することを調べる方法として優れていると考えられます。

表1. 被験者データ(その1)

表1. 被験者データ(その1)

活性酸素測定キット:発売元 有限会社健康の駅
尿に等量の試薬を加えると尿中の活性酸素濃度に比例し黄色~濃橙色に発色する。
<判定方法>

検討の結果、図1に示すように、8名の中で喫煙者であっても活性酸素の発生量が十分に抑えられている3名を除き、活性酸素量の多い5名全員、活性酸素量の低減が1ヶ月のサプリメント摂取によって確認されました。

図1. 活性酸素測定結果

図1. 活性酸素測定結果

このようにこの簡易型の活性酸素測定によって『吸収型CoQ10(包接体)』と『ビタミンC』併用サプリメントに抗酸化作用のあることが確認できましたので、次に、実際に尿中8-OHdG排出量の検討を行いました。

この検討も被験者としては30歳以上、60歳以下の日本人男女で1日に18-20本のタバコを吸っている喫煙者35名からスクリーニングし、8-OHdGの排出量の多い男女を5名ずつ選択しました。(表2. 被験者データ(その2))

表2. 被験者データ(その2)

表2. 被験者データ(その2)

そして、被験者に1日1回、夕食後に3粒(1粒300mg)を、ぬるま湯または水200mlで摂取してもらいました。保冷パックおよび保存容器を総合健康開発研究所が被験者に配布し、保冷パックに関しては、冷凍庫にて冷やしておきました。各観察日に被験者が自宅にて早朝尿(朝一番の尿)を所定の容器に採取し、それを冷凍庫にて保管したものの8-OHdG、8OHdG/クレアチニン、クレアチニンの検査を行いました。検査機関は日本老化抑制研究所、試験統括医師はつかさクリニック院長の國井司医師です。

尚、試験期間中は、不規則な生活(睡眠不足、暴飲暴食など)を避けてもらい、食事・運動に関しては、本試験開始前の日常生活と同様の量・質を維持するようにしてもらいました。試験日は、試験開始5時間前から絶食してもらいました。ただし、水分(ミネラルウォーター)は十分補給してもらいました。また、試験期間中は、被験品以外のコエンザイムQ10を含む食品(例:コエンザイムQ10含有サプリメント)の摂取は禁止し、日常使用している化粧品の変更も禁止しました。

その結果、表3と図2に示しますように6週間のサプリメント摂取による尿中8-OHdGの有意な低減(p<0.001***)が確認されました。

表3. 抗酸化マーカー(8-OHdG)の変化

表3. 抗酸化マーカー(8-OHdG)の変化

図2. 喫煙者10人の尿中8-OHdGの変化

図2. 喫煙者10人の尿中8-OHdGの変化

また、クレアチニンクリアランスによる補正を行っても尿中の8-OHdGは有意に低減(P=0.044*)されていることが確認できました。(図3)(コラム. クレアチニンクリアランス試験)

図3. 喫煙者10人の尿中クレアチニン補正による8-OHdGの変化

図3. 喫煙者10人の尿中クレアチニン 補正による8-OHdGの変化

以上の結果から、『吸収型CoQ10(包接体)』と『ビタミンC』の併用サプリメントの6週間の摂取によって酸化ストレスマーカー(8-OHdG)が減少し、抗酸化能の向上効果が確認されました。

コラム:クレアチニンクリアランス試験

尿中物質の測定には、一般にクレアチニンクリアランスが行われます。腎機能をみる場合、老廃物の排泄能をしめす糸球体濾過値は重要な指標ですが、直接、測定することは難しいのです。そこで、クレアチニンの適正値で判断することが多いのです。クリアランスとは、1分間に血液中のある物質を腎から尿中に排出するのに必要な血液の最少量で、クレアチニンは尿細管で排泄も再吸収もされないため、ほぼ糸球体濾過値を反映する数値がえられるとされています。

ただし、今回は、サプリメントによって腎機能が改善し、図4に示すようにクレアチニン排出量にも影響(有意差P=0.003**)が出ているためこの補正が正しいとは言い切れません。しかし、補正しても8-OHdG低減の有意差(P=0.044*)が出ていますので効果は明らかなようです。

図4. 喫煙者10人の尿中クレアチニンの変化

図4. 喫煙者10人の尿中クレアチニンの変化

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