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その3. オリーブオイルとアボカドオイル(一価不飽和脂肪酸)…食べて塗って美肌を手に入れる

オリーブオイルやアボカドオイルの主成分は、一価不飽和脂肪酸のオレイン酸(C18:1・・・・とは、炭素数が18で二重結合が一つあることを意味します。)で、70~80%含まれています。

また、アボカドオイルのオレイン酸量は、65%~70%と、オリーブオイルに比べて若干少ないのですが、アボカドオイルの特徴はオレイン酸のみならず、同じ一価の不飽和脂肪酸であるパルミトレイン酸(C16:1)を4%~10%含んでいるところに特徴があります。

アボカドオイルは南アフリカ、メキシコ、そして、ニュージーランドから輸入されていますが、南アフリカやメキシコに比べて、ニュージーランド産のアボカドオイルのほうがパルミトレイン酸の含有量は多いようです。(表1)

表1. アボカドオイルとオリーブオイルの脂肪酸組成の比較

表1. アボカドオイルとオリーブオイルの脂肪酸組成の比較

なぜこのようにオレイン酸とともにパルミトレイン酸にこだわっているかというと・・・・

でも、その前に・・・・・まずは、オレイン酸の情報から。

オレイン酸は人の生体内で合成されています。そして、人の肌に潤いを与える成分である皮脂の41%はオレイン酸なのです。続いて25%が、ワックスエステル、16%が皮脂酸、12%がスクワレンとなっているのです。これが、オレイン酸が皮脂膜のケアに必要な理由なのです。

そして、同じ一価の不飽和脂肪酸であるパルミトレイン酸ですが、この脂肪酸は、年齢が若い10代の肌に多く含まれていて、年齢とともに、オレイン酸比が高くなっていくのです。

つまり、若い肌を保つにはオレイン酸含有量の多いオリーブオイル、そして、保つだけでなく、肌の若返りによる美肌も期待するには、オレイン酸とパルミトレイン酸の双方の摂れるニュージーランド産のアボカドオイルがお薦めとなるわけです。(表1)

では、ここで、一価の不飽和脂肪酸について、もう少し掘り下げて説明していきます。一般的に、ヒトの体に良い善玉の油が不飽和脂肪酸、体に悪い善玉の油が飽和脂肪酸とされていますが、不飽和脂肪酸の最大の問題点は、酸化されやすいところにあります。不飽和度が高くなればなるほど(つまり、多価になると)酸化されやすくなっていきますので、一価の不飽和脂肪酸が不飽和脂肪酸の中で最も酸化されにくいことになります。

ということは、ヒトの体の中でも一価不飽和脂肪酸は活性酸素と反応して過酸化脂質になりにくいことになります。過酸化脂質はDNAに損傷を与えてガンを誘発し、アテローム性動脈硬化にもつながります。よって、過酸化脂質が原因の心筋梗塞、脳梗塞、高血圧、糖尿病などの生活習慣病を予防できるオイルとして、一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸やパルミトレイン酸は、リノール酸などの二価以上の不飽和脂肪酸の摂取過多になってしまっている現代において見直されているのです。

さらに、注目されているオレイン酸の効果として便秘の解消と予防があります。便秘の原因に食物繊維の不足が挙げられますが、ダイエットによるオレイン酸などの油脂不足も便秘に悪影響を及ぼすのです。これはオレイン酸のもつ界面活性剤としての効果、乳化作用によるものです。腸内の排泄物をやわらかくして排便を促してくれるのです。

しかし、オレイン酸も良い事ばかりではありません。アクネ菌はオレイン酸を餌に増殖し、ニキビが悪化する場合もあるのです。クレンジングを使用していてニキビが出来た時はそのクレンジングの成分をチェックし、オレイン酸が含有されていると、オレイン酸を疑ってみましょう。

このように、オレイン酸などの餌が原因でニキビが悪化する場合には、とってもお薦めの情報があります。αシクロデキストリン水溶液、あるいは、マヌカハニーを肌に塗るとニキビの原因菌であるアクネ菌が減少することが最近確かめられたのです。(コラム参照)

オレイン酸も、一価とはいえ、不飽和脂肪酸ですので、飽和脂肪酸に比べれば酸化しやすい物質です。そこで、植物や魚、オキアミなどの海洋生物の生体内に存在する不飽和脂肪酸の活性酸素による酸化で過酸化脂質になるのを防ぐため、自らが様々な抗酸化物質を生体内で合成しているのです。

代表的で良く知られているのが、南洋オキアミに含まれているクリルオイルの酸化を防ぐためのアスタキサンチンです。そして、オリーブにはオレイン酸を守るためにヒドロキシチロソールやオレウロペイン(図1)といったポリフェノール化合物である抗酸化作用物質が含まれているのです。現在、ヒドロキシチロソールには抗酸化作用のみならず、動脈硬化の予防機能、血管平滑筋細胞の増殖や遊走に対する抑制作用、血管内皮細胞に対する創傷治癒効果、酸化ストレスに対する細胞保護、抗炎症、抗菌作用などもあることが判明し、さらには、美白効果、抗インフルエンザ作用も明らかとされ注目されています。

図1. ヒドロキシチロソールとオレウロペインの構造式

図1. ヒドロキシチロソールとオレウロペインの構造式

このようにオレイン酸やパルミトレイン酸を含有するオリーブオイルやアボカドオイルは保湿効果だけでなく美白効果もあることから美しい肌を保つためのベストの植物オイルと言えるかも知れません。

コラム

シクロケムバイオの研究員である上野氏によって、αCDと各種蜂蜜によるアクネ菌抑制効果が検証された。ニキビの原因菌であるアクネ菌の増殖は濁度増加によって確認できるが、抗菌、溶菌作用を有するとされるαCDやマヌカハニーなどの各種蜂蜜をアクネ菌に共存させた場合に濁度の増加が抑制されるかどうかを調査した。液体培地にαCD (4.4%) 、各種蜂蜜 (3.6%) を添加して培養し、24時間と48時間の濁度を測定した。(⊿OD = OD - OD 0時間)その結果、αCDと蜂蜜の中では特にマヌカハニーに顕著なアクネ菌の増殖抑制効果が観測された。(図2)

図2. マヌカハニーおよびαCDによるアクネ菌の増殖抑制作用

図2. マヌカハニーおよびαCDによるアクネ菌の増殖抑制作用

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