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その5. 腎機能の改善に有効

このシリーズでは、ヒト臨床試験や動物試験などの検討を通じ、『吸収型CoQ10(包接体)』と『ビタミンC』の併用サプリメント摂取によって得られた科学的根拠を紹介しています。

これまでに線維芽細胞活性化によるコラーゲン産生作用(シワの減少やキメの微細化による美肌効果)や、筋肉細胞活性化による筋肉保護作用(基礎代謝の維持、みずみずしい肌の回復)、そして、肝機能の正常化作用について紹介してきました。

今回は、腎機能が正常でないと診断された喫煙者男女10名を対象にした『吸収型CoQ10(包接体)』と『ビタミンC』の併用サプリメントによる腎機能の改善作用の検証データについて紹介します。

・・・・・と、その前に、腎疾患について、少し勉強しておきましょう。

腎疾患は、腎臓そのものに異常が生じて起こる疾患と、腎臓以外の臓器の異常や変化によって腎臓が機能障害を起こす疾患の二つに分けられます。

先ず、腎臓そのものに異常が生じて起こる疾患・・・・・

腎臓を構成している糸球体、尿細管、間質(結合組織)、及び、血管の何れか、或いは、全てに異常が現れます。特に、毛細血管からなる糸球体は、血液のろ過機能を持つ重要な部位ですが、このろ過障害を起こす原因についてはこちらをご参照ください。

腎臓そのものに異常が生じて起こる疾患は、遺伝性と後天性に分けられます。遺伝性としては、多発性のう胞腎や遺伝性腎炎があります。また、後天性としては、糸球体腎炎、尿細管・間質性腎炎、腎盂腎炎、膀胱炎、腎結核、腎結石、尿管結石などの結石に起因する疾患及び腎癌、膀胱癌など癌に起因する疾患があります。

一方、腎臓以外の臓器の異常や変化によって腎臓が機能障害を起こす疾患には・・・・・

代謝性の疾患に起因する腎疾患、血液疾患に関する腎疾患など、様々な腎疾患があります。代謝性疾患に起因する腎疾患としては、糖尿病性腎症、痛風腎、アミロイド腎などがあります。血液疾患に起因する腎疾患としては、多発性骨髄腫による多発性骨髄腫腎、溶血性尿毒症性症候群、高血圧による腎硬化症などがあります。その他、例えば、膠原病によるループス腎炎、慢性の肝臓病による肝性糸体硬化症などがあります。

尚、これらの腎疾患の代表的な症状は、肌のかゆみ、尿の異常、むくみ(浮腫)、高血圧などがあります。

腎疾患において、腎機能異常により腎臓の働きが正常の30%以下となり、体内の老廃物や余分な水分が排泄できない状態は腎不全と呼ばれています。さらに、腎不全が進行し、自覚症状を伴うようになった場合は尿毒症と呼ばれ、尿毒症発症患者は透析療法を受けなければならなくなります。

その透析患者は酸化ストレスを抑制する必要があります・・・・・なぜか?

現在、日本国内では約24万人が透析療法を受けております。更に、毎年約3万人が新しく透析療法を開始しています。この透析療法を受ける患者数は高齢者の増加や、糖尿病患者の増加に伴って今後ますます増えることが予想されています。

長期透析患者において合併症として、透析アミロイドーシス、動脈硬化性疾患等の発生率が増加している事が知られています。その原因としては透析療法に使用する透析膜を生体異物と認識して白血球や血小板が膜に吸着し、この時、多くのフリーラジカルが生産され、血液が高酸化ストレス状態になる為です。つまり、長期的に透析療法を受けている患者の多くには、血中抗酸化作用の低下や過酸化脂質の高値などが確認されています。その為、透析患者が受ける酸化ストレスを抑制することは、患者のQOL(Quality of Life)や予後を改善する可能性が高いのです。

CoQ10の服用で透析を実施している腎疾患患者の酸化ストレスが減少したという旭化成ファーマの報告があります。ここで一言。服用したCoQ10は酸化型でしたので、酸化型であっても抗酸化作用を持つことは明らかです。

6名の患者にCoQ10含有(100mg/日)ソフトカプセルを2ヶ月間、毎夕食後服用してもらい、服用前と服用開始1、2月後に酸化マーカーとして酸化LDLを測定しています。CoQ10を服用した患者の酸化LDL値は、服用後、服用前に比べ改善されていました。

図1. CoQ10服用による腎疾患患者の酸化ストレス減少作用

図1. CoQ10服用による腎疾患患者の酸化ストレス減少作用

そこで、私たちは吸収性をさらに高めた『吸収型CoQ10(包接体)』と抗酸化物質の『ビタミンC』を併用したサプリメントの効果を検証することにしました。

腎機能をみる場合、老廃物の排泄能をしめす糸球体濾過値は重要な指標ですが、直接、測定することは難しいため、腎機能が異常かどうか、尿中クレアチニン濃度で判断されています。

透析は実施していないものの腎機能障害が疑われる喫煙者男女5名ずつの計10名を被験者としました。尿中クレアチニンの適正値は男性で68 - 104(mg/dL)、女性で48 – 82 (mg/dL)ですが、被験者の尿中クレアチニン濃度の平均値は202(mg/dL)であり、明らかに腎機能に問題が生じつつあります。

表1. 被験者背景

表1. 被験者背景

以下、検査内容です。1日1回、夕食後に3粒(1粒300mg)を、ぬるま湯または水200mlで摂取してもらいます。保冷パックおよび保存容器を総合健康開発研究所が被験者に配布し、保冷パックに関しては、冷凍庫にて冷やしておいたものを使用します。各観察日に被験者が自宅にて早朝尿(朝一番の尿)を所定の容器に採取し、それを冷凍庫にて保管します。そして、保冷パックとともに総合健康開発研究所に持参させました。総合健康開発研究所において、5℃以下の冷蔵にて保管後、クール宅急便にて検査機関である日本老化制御研究所に宅配し、尿中クレアチニンを測定しました。(試験統括医師:國井 司(医学博士、つかさクリニック院長))

その結果、図2に示しますように、腎機能障害の疑いのある喫煙者10名の尿中クレアチニン濃度は摂取3週間後には165(mg/dL)(P=0.103)まで下がり、さらに、6週間後には121(mg/dL)(P=0.003)まで下がり、『吸収型CoQ10』と『ビタミンC』の併用サプリメントの効果がはっきりと示されました。

図2. 喫煙者10名の尿中クレアチニンの変化

図2. 喫煙者10名の尿中クレアチニンの変化

肌のかゆみ、尿の異常、むくみ(浮腫)、高血圧などの症状のある人は腎機能障害を疑ってこの『吸収型CoQ10』と『ビタミンC』を併用したサプリメントを積極的に摂取してはいかがでしょうか・・・・・・

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