ジュニア向けパーソナル化サプリメント|株式会社シクロケムバイオ
株式会社シクロケムバイオ
日本語|English
研究情報
今、注目していること

ジュニア向けパーソナル化サプリメント

今回は、育ち盛り10歳前後の将来はプロのアスリートを目指したいジュニアに向けたパーソナル化サプリメント(PS)を提案します。

図1. ジュニア対応パーソナル化サプリメントで全日本ジュニアを目指そう!
図1. ジュニア対応パーソナル化サプリメントで全日本ジュニアを目指そう!

まず、ベースサプリメントのプロテイン(タンパク質)には動物性プロテインであるホエイプロテイン植物性プロテインであるソイプロテインを1対1で配合したWプロテインを使用します。

日本人の12歳から14歳の中学生のタンパク質摂取推奨量は男の子で60g、女の子で55gと定められていますが、動物性の肉、たとえば、牛肉、豚肉、鶏肉などの肉を好きで良く食べる子供たちは十分にこの推奨量に達していますが、平均的には十分に足りているとは言えません。たとえ足りていても、アスリートを目指す子供たちにとって摂り過ぎということはありませんので、PSでタンパク質を補うことはお勧めです。その際、なぜ、毎朝、ホエイプロテインとソイプロテインが1対1のWプロテインを摂るべきか、については、以下の2つのページをご確認ください。
プロテインベースパーソナル化サプリは朝に摂るのがベスト
ホエイプロテインとソイプロテインの組合せによる筋肉の増強維持

育ち盛りの子供達でも最も筋肉合成に有効な朝食に摂取するタンパク質量は少ないので、朝PSを摂ることと動物性のホエイプロテインには筋肉合成、植物性のソイプロテインには筋肉分解抑制効果があるので筋肉の増強には有効であることが書かれています。

そのベースサプリにはプロテインを配合していますので、その小腸からの吸収率を高め効率よく筋肉合成のための材料を提供する目的でキウイαオリゴパウダー(KAP)を、そして、小腸で吸収されなかったプロテインの大腸での腐敗を避け、腸内環境を整える目的でαオリゴ糖と酪酸菌、そして、マヌカαオリゴパウダー(MAP)を配合しています。

つぎにトッピング成分です。まず、ω3不飽和脂肪酸であるαリノレン酸を含む亜麻仁油のαオリゴ糖包接体を配合します。αリノレン酸の問題である空気酸化による変質を受けやすい点や吸収性に低い点を解決したαオリゴ糖の包接体です。

ハーバード大学の研究でαリノレン酸は『幸せホルモン』として知られるセロトニン分泌を促し、不安感の抑制や脳の活性化が知られています。したがって、アスリートを目指すジュニアにとっては試合前の不安解消とヤル気スイッチを入れることに有効です。また、東京医科歯科大学の藤田紘一郎教授の『危ない油と健康になるオイル』にも記載されておりますが、αリノレン酸は脳の情報伝達には欠かせない物質ですので、αリノレン酸摂取は小中学生の学習能力向上と記憶力アップにもつながることが示されています。

2つ目のトッピング成分は、クルクミンγオリゴ糖包接体です。クルクミンはウコンに含まれるポリフェノールで肝機能向上、美肌、コレステロール低減など様々な効果が知られていますが、アスリートのパフォーマンス向上にも注目されているファイトケミカルです。
クルクミンによるアスリートのパフォーマンス向上

クルクミンにはテニスなどの激しい運動を行なうアスリートに必要な抗疲労、疲労回復、筋肉損傷予防、抗炎症作用のあることが明らかになっています。クルクミンは脂溶性物質なので吸収性が低く、効果が現れない場合もありますのでγオリゴ糖包接によって吸収性を高めたクルクミン包接体を配合します。

3つ目のトッピング成分はδ-トコトリエノールγ-オリゴ糖包接体です。スポーツにおいて集中力を高め、持っている能力を発揮できる方法として、スーパービタミンEの中でも最も抗酸化力の高いδ-トコトリエノールの毎日の摂取があります。δ-トコトリエノールには『脳』が健康で豊かな心を持つ『プラス思考』人間になるための神経保護作用のあることが科学的にも確認されております。
プラス思考に変えてテニスの試合に勝つために ~呼吸とδ-トコトリエノール~

4つ目のトッピング成分はL-カルノシンです。L-カルノシンは渡り鳥の胸肉に含まれるイミダゾールジペプチドです。渡り鳥が休まず飛び続けるための抗疲労成分として注目されており、持久力の向上、精神的集中力の向上、筋肉合成の促進作用などが証明されています。

最後に、ミネラルのカルシウムとマグネシウムをトッピングします。筋肉はカルシウムとマグネシウムで動かされています。カルシウムは筋肉を収縮、マグネシウムは反対に筋肉を弛緩させる働きがあります。

マグネシウムは発汗でカルシウムよりも失われてしまうミネラルですので、運動後は筋肉にはカルシウムの方が多く、収縮過剰となり、足が攣る、こむら返りが起こることがあります。なので、マグネシウムをPSで補うことは重要です。

もう一つのカルシクムも育ち盛りの子どもには大事なミネラルです。カルシウムの働きは前述の筋肉の収縮だけでなく、骨の材料となることです。特に、子供は身長が伸びる骨の発達が盛んな時期なので、この時期こそ身体を大きくするためにもPSによってカルシウムを摂取するべきなのです。

これらの成分を毎朝摂取して全日本ジュニアを目指しましょう!

成分 効能効果
W(ホエイ+ソイ)プロテイン 効率的な筋肉合成
キウイパウダー+αオリゴ糖
+酪酸菌+マヌカパウダー
プロテインの吸収率促進
腸内環境改善
亜麻仁油(αリノレン酸)包接体 学習能力向上
ヤル気スイッチ(脳の活性化)
クルクミン包接体 疲労回復、筋肉損傷予防、
筋肉(速筋)増強、抗炎症
スーパービタミンE包接体 プラス思考(神経保護作用)
L-カルノシン 抗疲労、持久力(遅筋)向上、
集中力向上、筋肉合成促進
マグネシウム+カルシウム 筋肉の弛緩と収縮、骨の発達
図2. 理想的ジュニア対応パーソナル化サプリメント摂取のススメ