寺尾社長の対談シリーズ〜生活の和らぎを求めて〜

第8回 心身の健康を取り戻す農作業 ゲスト:株式会社プライムタイム 本村真理 氏

都会の現代人に農業や自然への橋渡しを

寺尾 本村さんはWebサイト「週末農業ナビ」を運営している、株式会社プライムタイムの代表取締役をされています。「週末農業ナビ」とはどのようなサイトなのでしょうか。
本村 以前は、主に所得の高い方々を対象として海外旅行や美容の情報を発信していました。ところがそのうち、本格的に週末農業に取り組む人たちに向けた、レンタル農園の紹介や農業・農作物の基礎知識、楽しい読み物を発信するWebサイト「週末農業ナビ」の運営も行うようになりました。 忙しい都会の生活は維持しなければならないけど、田舎で太陽の光を浴びながら体を動かして過ごす生活も味わってみたいと思っている方々へ、手軽なナビゲーションを提供できればと考えています。
寺尾 サイトを立ち上げようと思った経緯は、どのようなものだったんでしょう。
本村 ふとしたきっかけで農業に興味を持つようになり、思い切って区民農園へ出かけてみたんです。でも、分からないことばかりで。それまでは農作業とか農作物にほとんど関心がなくて、例えばスーパーで買った野菜に小さな毛虫がついていたら、そのまま野菜を丸ごと捨ててしまっていました。野菜や果物がどのように生育するのかも知らないことが多かったです。オクラもピーマンと同じように実がなると思っていました(笑)。
寺尾 最近は、キャベツやレタス等が工場で生産されていると思っていたりする子どももいますからね。
本村 現代の都会人は、自然と接する機会が日常的にはほとんどないですから。仮にそういう人たちが農作業や自然に興味を持つことがあって、接してみたいと思っても、実際にはなかなかとっかかりがないですよね。プロとして農業を生業としていらっしゃる方々が一方にいて、大多数のもう一方は全く農作業に馴染みがない。そのギャップを埋めるというか、都会で忙しく働く現代人に、農業や自然への橋渡しをする役割を担えればと思っています。
寺尾 「週末農業」をしようと思う方々は、やはり土いじりに関心がある人が多いのでしょうか。最近、とかく食の問題がメディアを賑わせていますが。
本村 そうですね。ただ、自分で作った野菜や果物は理屈抜きにおいしいですね(笑)。市販のものを口にするのに、抵抗がでてしまうくらいです。

健康と環境をテーマにするビジネス

寺尾 農作業は日光に当たりながら体を動かすので、都会のオフィスで黙々とパソコンに向かう生活とはまったく違いますね。週末に農業をするのは、生活のバランスをとる意味でもとても良いと思います。
本村 そうですね。実は私、最初に農作業をしたときは、全身が筋肉痛になってしまいました。きっと、これまでのオフィスの生活では使わない筋肉を使ったんだと思います。あと、普段の生活と違うのは、朝から農園に出てお日様の光を浴びながら作業をした日は、午後8時くらいには眠くなってしまうことですね。
寺尾 きっと、日光を浴びることによって、都会の生活によって狂っている体内時計を元に戻しているんですね。
実は私も、以前レモンやスイカを育てるときに、どんな成分を与えてやれば早く成長するかを実験したことがあります。
小社の扱っているシクロデキストリン(環状オリゴ糖)は、天然の成分です。これを作物に与えてやると、まず、根がよりしっかりと張るようになりますし、栄養分が作物のすみずみまでいきわたるようになり、レモンやスイカも甘くなったのです。
本村 それは素晴らしいですね。製品化はされたのですか。
寺尾 以前に1つ、商品化して売り出しましたが、あまり売れなかったですね。実験によって仮説が立証されただけで満足してしまい、世に広く送り出すことができなかった(笑)。
本村 それはもったいないですね。これからは、環境をテーマにすることがビジネスにとっても大事な時代になってくるのでしょうから、ぜひ寺尾さんに地球砂漠化を回避する画期的な製品を再度、世に出してほしいと思います。
寺尾 アルファ−シクロデキストリン(環状オリゴ糖)には、体内の余分な脂質や有害物質を包んで体外に排出する一方、腸の中で善玉菌を増やすはたらきがあります。言ってみれば、体にとって不要なものを減らし、必要なものを増やしているのです。また、腸をキレイにするので、便秘や肌荒れにも有効です。とっても都合のいい成分なんですよ。
本村 是非、生活に取り入れたいですね。

高齢化社会に向けたライフワークとしての農業

寺尾 話を少し元にもどしますが、Webサイト「週末農業ナビ」の登録会員はどういったかたちで募っているのでしょうか。
本村 サイトで直接募集するほかは、セミナーを開いたり、あとはやはり口コミが多いですね。また、海外の農村でまとまった期間農業に従事する、いわゆるファームステイを斡旋する事業を行っていて、それに関連したサイトの紹介をしたりもします。
寺尾 海外で農業をやろうと試みる人たちが出てきているんですね。
本村 農業を生活の手段にする人は少なくなるのかもしれませんが、様々な形で農作業に接したいと思う人はこれからどんどん増えてくると思います。
寺尾 これから本格的な高齢化社会を迎え、ますます日本人の平均寿命が延びていきます。人生の時間の中で仕事以外に費やす時間が長くなっていくということなのですが、そういった大きな流れのなかでライフワークとして農業に携わる人が増えてくるのかもしれませんね。
ただ、せっかく寿命が延びて自由に使える時間が増えても、そのときに寝たきりになったりして体が思うように動かないのはもったいないですよね。
本村 そうですね。
寺尾 寝たきりになってしまうのには様々な要素があります。例えば、脳梗塞は脳の血管がつまって脳の組織が死んでしまう病気ですが、予防策として、血管を軟らかくする効果のあるコラーゲンを摂ることが有効なんです。あと、歳をとるに従い全身を支える筋力が低下し、膝や腰の関節により負担がかかるようになりますが、これに対してもコラーゲンやグルコサミン、CoQ10といった成分の摂取効果が認められます。
私が通っているテニスクラブで膝痛に悩んでいた方が、これらの成分が配合されたサプリメントを摂取することによって、痛みから解放されたと心底喜んでいました。
本村 それは本当にすごいですね。
寺尾 高齢化社会が進んでいくと、例えば老々介護(高齢者が高齢者を介護すること)の問題や、あるいは医療費の急激な増加といった、様々な課題に直面します。そういったことに備えるためにも、体に必要な成分や不足しがちな成分が含まれたサプリメントをうまく活用し、少しでも課題を乗り越えることにつながっていったらよいと思っています。
本村 素晴らしいですね。今日は有意義なお話、ありがとうございました。
寺尾 こちらこそ、ありがとうございました。
 

【本村真理さん プロフィール】
神奈川県横浜市生まれ
大学卒業後、第二電電株式会社(現KDDI株式会社)入社
KDDIでは株式上場業務、及び社内システムの企画全般に携わる
1999年に退職。衆議院議員秘書を務めるなど、代議士秘書業務全般に関わる
2003年 株式会社プライムタイム設立 代表取締役に就く