寺尾社長の対談シリーズ~生活の和らぎを求めて~

第9回 高齢者の幸せをサポートする社会作り ゲスト:高齢者住宅情報センター 室長 山田礼子 氏

高齢者が安心できる暮らし

寺尾 山田さんは高齢者住宅情報センターの室長としてご活躍されています。具体的にはどのようなことをされているのですが?
山田 高齢者の暮らしと住まいのご相談にのり、介護施設や高齢者用の住居をご紹介しています。
寺尾 年齢的にはおいくつくらいの方が訪れるのですか?
山田 60代、70代の元気な方がご自分の今後を考えてご相談に見えるのが約60%、介護の必要なご家族をもった方が約40%くらいです。最近は、30代、40代といった方々が見え、親御さんの相談かと思ったらご自分のことという場合も増えてきました。
寺尾 一口に高齢者といっても、昔より個人差が激しくなってきているのではないでしょうか? 年齢に関係なく、若い方もいらっしゃいますよね。
山田 そうですね。90代でもお元気な方はいらっしゃいます。その一方で、60代前半で要介護認定を受けられている方もいます。人それぞれで、本当に差が激しいですね。ホームに入居された方は、比較的、長生きされているようです。100歳以上の方もめずらしくありません。誰かがいるという安心感と、ストレスのなさがその理由なのではないでしょうか。栄養士により考えられた食事や、有料老人ホームでは日中は看護師が常駐していますので、健康面などの管理もありますが、何より話をする誰かがいるというのが一番いいのだと思います。
寺尾 小社の関連会社では、栄養の面についてサプリメントでサポートをしていくことができるのですが、やはり元気の秘訣はコミュニケーションをとる人がいることなのですね。
山田 サプリメントも今後、高齢者にとって重要なファクターになってくると思います。私の母もサプリメントに凝っていていろいろ試しています。
寺尾 日本人の20%以上が高齢者といわれる年齢になっていますが、何かあってからしか介護について真剣に考えられない方が多いのではないでしょうか。
山田 そうですね。しかし何かあってから探すとなると、家族の方に頼まなくてはいけないことになりますので、ある程度はご自分で準備しておかれるほうがいいと思います。寝たきりになってからホームを見に行くのはなかなか難しいことです。本人の希望というより、家族の都合での選択になってしまいがちです。

病気を未然に防ぐ

寺尾 自分の心構えができていないところで、生活環境がガラッと変わってしまうと、精神的にがくんと落ち込むこともありえますよね。私どもには、高齢者の方に寝たきりにならないようにしてあげたいという思いもあります。寝たきりになる原因で一番に挙げられるのが脳卒中や脳梗塞などの動脈硬化で、脳に関わる問題が全体の約50パーセントです。命は助かったけれど昔のようには動けない人たちを事前に助けたいという思いが、シクロデキストリンの研究を続けている理由の一つとしてあります。
山田 本当に、事前に防げるような社会の意識付けができると、多くの方が助かりますね。
寺尾 脳卒中は突然起きるものですが、その原因を抑えてしまえば寝たきりを防ぎ、ずっと元気に暮らして老衰で生涯を終えることができます。それが一番幸せなことだと思います。サプリメントは、医薬品ではないので、病気になってから治すのではなくて、病気を未然に防ぐために使っていただきたいのです。
山田 そうですね。身体のどこかが弱ってくると、精神的にも弱くなりますからね。最期まで元気に過ごせるようになると、本人が幸せなだけでなく、医療費も下がりますし、家族の負担も減っていいことだらけですね。
寺尾 脳の問題に次ぐ寝たきりの原因は、骨に関することが10パーセント、そしてひざ痛や腰痛といったことです。出て行くのが億劫になって家にいると、じわじわと弱っていってしまいます。ひざ痛、腰痛には、弊社のシクロデキストリンを使ったナノサポートスムースアップという製品が一番だと思います。『ひざ痛、腰痛がなくなる日―関節の痛みはサプリメントで治す!!(長崎出版)』にも書いているのですが、友人でひざが痛くて59歳でテニスができなくなった人がいました。しかし、ナノサポートスムースアップを使ってから、ひざが痛くなる前と同じ状態まで回復して、今では一緒に大会に出ているのです。
山田 今までやっていたことができなくなると、急に老け込んだりする人がいますが、その方はどうでしたか?
寺尾 おっしゃるとおり、一気に老け込んでいましたが、ナノサポートスムースアップを摂り始めて1、2ヶ月でひざの痛みが全くなくなって、それ以降は医者にも通う必要がなくなったそうです。
山田 お医者様にもやっかいにならずに済むようになったのですか。すごいですね。
寺尾 適度な運動ができると肉体も精神も復活するようです。痛いときはもうこれでテニスができないという気持ちにウェートがおかれて、心が老け込んでいったのだと思います。
山田 仲間との交流もありますしね。身体のどこかが弱ってくると、精神的にも弱くなってしまうのですね。

医療の現場にサプリメントを

寺尾 先程、山田さんがおっしゃった、医者にやっかいにならずにすむという話で思い出したのですが、若いお医者さんはサプリメントを組み合わせて治療をすることに積極的なのですが、年輩のお医者さんはサプリメントを組み合わせることに抵抗のある方がまだ大勢いらっしゃいます。
山田 サプリメントは薬ではないので、自分たちのエリアのものではないとお考えなのでしょうか。
寺尾 そうなのです。病気は薬で治すのだということに固執して、未病という概念のない先生がいるのです。一方でほとんどの若い先生には未病の概念があり、医療制度の見直しもあってサプリメントを上手に使っていかないと、という方が増えています。
山田 お医者様の意識改革も進めていかなくてはならないのですね。寺尾さんは大変な努力を必要とされることに日々取り組んでいらっしゃるのですね。
寺尾 山田さんと同じだと思います。高齢者の方のお役に少しでもたちたいという思いが、この仕事に私を駆り立てるのです。
山田 私も寺尾さんに負けないように、より高齢者のお役に立てるよいサポートを目指してがんばっていこうと思います。
寺尾 本日は興味深い話をありがとうございました。
山田 こちらこそ、ありがとうございました。
 

【山田礼子さん プロフィール】
社団法人コミュニティネットワーク協会の広報に携わった後現職。高齢者の暮らしと住まいに関する相談・紹介のほか、高齢者住宅を一般に広く啓蒙するための講師活動など、幅広く活動を行っている。