コサナ創業、マヌカハニーとの出会い
2006年株式会社コサナを設立。株式会社シクロケムバイオ、株式会社シクロケムで開発したシクロデキストリン製品を応用した、健康・運動・美容向けのB to C商品の販売を開始しました。
2007年、マヌカハニーと出会ったのは、ビジネスでの取引先からの紹介でした。マヌカハニーでトップシェアを獲得していたマヌカヘルスニュージーランド社(以下、MH社)の創業者ケリー・ポール氏を紹介されたのです。ポール氏は、健康増進や美容効果の機能性を持つマヌカハニーの有意性をアピールすることが、日本においてマヌカハニービジネスの構築につながると考えていて、日本での販売代理店と研究開発のパートナーを探していました。パートナーの条件というのが「小さな会社でも科学に強い」ということでした。マヌカハニーの抗菌力は長い間科学的に解明されておらず、当時はその抗菌力をもつ物質がMGOであるということが判明したところでした。
わたしがMH社との代理店としての独占契約の為に同社ニュージーランド本社を訪問したのは2008年6月のこと。それ以来、毎年、ニュージーランドに出張し同社との関係を強力なものとしていきました。特にはじめてマヌカハニーが採れるホワイトマウンテンを訪れた思い出は強烈で私は次のようにブログで回想しています。
「仕事の関係で、ドイツに1年間住んでいた経験もあり、他の国々にも頻繁に出張することが多いのですが、ニュージーランドの印象は特別のものでした。特に4回目のニュージーランド出張は全山マヌカの白い花が咲くホワイトマウンテンを登山した忘れがたい体験でした。(ホワイトマウンテンとは私たちが身内でそう名付けているだけで正式名称はニュージーランド北島の南に位置するアダムス山です。)オークランドから北の島の南端にある首都のウィリントン空港に飛行機で向かい、空港から北東に車で約3時間かけてマヌカハニーが採れるホワイトマウンテンの麓にたどり着き、四輪駆動の車に乗り換え、車で登山しました。ホワイトマウンテンとはマヌカの花で山全体が真っ白に染まっている山のことです。私が訪れた1週間は天気があまり良くなく、登山前日のアダムス山も1日で1ヶ月分の雨が降ったとの連絡もあり、当日も雨が降れば、車での登山は大変危険です。でもメンバーの日頃の行いがいいのか、その日だけは不思議に天気が良くなり、案内と山道を運転してくれたピーターというビーキーパー(養蜂家)のゴーサインが出て登山となったのでした。日本では冬山で雪の積もった真っ白な山をみている頃に、初夏のニュージーランドの可愛らしいマヌカの花で満開になった真っ白な山をみることができました。文章では表現できないような最高の素晴らしい光景ですので写真を添付します。」