プロポリス（ブラジル産）
ブラジル産プロポリス包接体
プロポリスは、ミツバチが樹脂や蜜ロウなどに自らの分泌物を混合して作り出した物質です。
ブラジル産のプロポリスは、桂皮酸の一種であるアルテピリンCを豊富に含んでいることを特徴としており、抗菌や抗ウイルス効果*1、抗酸化・抗炎症作用*2、免疫調節作用*3、抗ガン作用*3などを持つことが報告されています。
口腔やのどの健康に関して、ブラジル産のものを含むプロポリスは様々な歯周病原因菌やう蝕（むし歯）に関わる口腔細菌に対する抗菌効果ならびに抗炎症効果を持つこと*4や、インフルエンザウイルスやコロナウイルスなどのウイルスなどに対する抗ウイルス効果を持つこと*5が報告されています。
ブラジル産プロポリス包接体は、特殊な製法（超臨界抽出）を用いて抽出されたブラジル産プロポリスエキスがγオリゴ糖によって包接※された製品です。包接体にすることでブラジル産プロポリスエキス成分の吸収性改善や生理活性の増強が期待できます。
環状オリゴ糖の空洞に有効成分が取り込まれることを包接、環状オリゴ糖に有効成分が取り込まれたものを包接体と言います。
- 抗菌・抗ウイルス作用*1
- 抗酸化・抗炎症作用*2
- 免疫調節作用*3
- 抗ガン作用*3
- 吸収性改善*6
- 生理活性増強*7
*1：Felix Zulhendri et al., Foods, 10(6), 1360 (2021)
*2：Andresa A. Berretta et al., Int. J. Biol. Sci. 2012, 8(4), 512-521 (2012)
*3：Andresa A. Berretta et al., Superfood and Functional Food - An Overview of Their Processing and Utilization, Chapter 4, IntechOpen Ltd. (2017)
*4：F. Zulhendri et al., J Oral Biosci, 63(1), 23-34 (2021)
*5：M. Ożarowski et al., Molecules, 28(1), 359 (2023)
*6：Gerald Rimbach et al., Int. J. Mol. Sci., 18, 1140 (2017)
*7：PRIYANSHU BHARGAVA et al., Int. J. Oncol., 52, 925-932 (2018)